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蘇民将来符 その信仰と伝承
八日堂蘇民将来符
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製作過程

師走の朔日に行われる蘇民切りは、最初に住職による切り初めの儀式、次に長老により製作されたご神体を祠に祀り、それが終わると集まった蘇民講の人々による蘇民将来符の製作が始まる。

3. 蘇民切り

切り初めの儀式の写真
1. 切り初めの儀式
刃物を用いるので作業の安全を祈願。

ご神体に文字を書いている写真
2. 最初に作られる牛頭天王のご神体
に文字を書き入れる。

映像アーカイブ「蘇民講、蘇民将来符製作」の再生
3. ドロヤナギの樹皮をオノで剥ぎ6角の形にする。
原則として割木を用いずに真中に芯が通った材を使用。

表面を滑らかにしている写真
4. カンナをかけ表面を滑らかに仕上げる。

ノミで頭部をつくっている写真
5. ノミで頭部をつくる。

突ノミで滑らかにしている写真
6. 突ノミで頭部を滑らかに仕上げる。

ノコゴリで切っている写真
7. 高さの寸法を測りノコギリで切る。

木ヅチで横に帯を入れている写真
8. 蘇民包丁と木ヅチを使い横に帯を入れる。

仕上がった蘇民将来符の写真
9. 仕上がった各種の蘇民将来符

映像アーカイブ「信濃国分寺、蘇民将来符製作」の再生
10. 墨と朱で文字と紋様を入れて仕上げる。

製作に用いる道具の写真

蘇民将来符の製作に用いる道具
左より
1. 斧
2. 蘇民庖丁
3. 突ノミ
4. ノミ
5. カンナ
6. ノコギリ
7. カネ尺
8. カナズチ
9. 木ズチ
10. ゲンノウ

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補足・関連項目

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