真田区長谷寺の奥の谷、字旗見原にある「岩井観音堂」と称する岩窟内で昭和38年(1963)に発見された。
弘長3年(1263)、了然という桑門(僧侶)が光明寺を建立したという内容の碑で、碑の上部、径20cmの円相の中に刻まれた梵字は、白山大権現の本地仏である十一面観音をあらわしている。
白山信仰にかかわる鎌倉時代唯一の資料として貴重である。
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