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辰ノ口高塚

種別 :市指定 史跡(古墳)
指定日:昭和45・1・1
所在地:東内字下町194-3
年代 :古墳時代後期

解説

高塚は細長く連なる内村谷の入口、辰の口集落下町地籍にあります。直径約8m、高さ4.5mの円墳〔えんふん〕で、古墳時代後期につくられたものです。いつ頃発掘されたのかわかりませんが、横穴式石室は南側噴丘〔ふんきゅう〕面に入口があります。石室内の遺物はいっさい失われていますが、このような円墳が、完全に近い姿で残されているのは、古墳研究の大へん貴重な資料といえます。


依田川流域で一番上流にある古墳は丸子町腰越〔こしごえ〕の長者穴〔ちょうじゃあな〕古墳ですが、この高塚も内村川流域では最も上流にある古墳です。