本郭は約11mほどの方形で、その外側に一段低く石積みで補強した郭が巻いている。虎口はなく、赤井の集落に向けて南西方向に下る尾根に、七段ほどの郭が連続してつくられており、本郭の背後は岩を切り落として、深さ3m、幅2.5mの大堀切を設けている。
ふもとの小屋場とよぶ場所からは太刀が出土しており、赤井神社拝殿付近には五輪塔の残欠が数基ある。
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