ツキヌキソウはスイカズラ科ツキヌキソウ属の多年生草本で原産は中国東北部といわれている。
草丈70cm〜90cm、対生(葉が向かい合っている)する葉はさじ形で先が尖り、葉脚(歯のつけね)が癒着して茎を囲んでいる。ちょうど茎が葉を貫いたように見えるのでこの名がある。
ツキヌキソウは形が珍しいばかりでなく、全国でも県内の小県・佐久・諏訪地方の一部にしか自生していない貴重な植物である。