傍陽穴沢区の半田淳氏宅の横にあり、弾正塚を守るかのように市指定文化財の宝篋印塔(応永十年銘)の背後に聳え立っている。
塔の創建時に植えられたものと思われ、目通り周囲が4.25m、樹高約20m、枝張り東西約27m、南北約20m、樹齢約500年と推定されているアカマツで樹勢は旺盛である。
上田市殿城の岩谷堂観音の松も同じ位の大きさであったが、昭和34年(1959)8月14日の台風で損傷し、伐採されてしまったため、この一本松は上田小県地方のアカマツの大木としては、得がたい存在である。
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