武石山・武石公園の御坂〔みさか〕凝灰岩中に散在して含まれており、黄鉄鉱(硫化鉄)の結晶の硫化物が雨水の作用によって酸化分解し、褐鉄鉱(水酸化鉄)となったもの、あるいは表面のみ変質したものがある。
まれには全く変質のしない金武石〔ぶせき〕と呼ばれる武石もあり、晶形の多くは6面体、五角12面体で、中には両者合体のものもあり、大きさは1mmから3cmに及ぶものもある。
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