上田情報蔵
伝統を守る
●大工
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奥深く一生研究 西島 敏雄さん(分去)
安楽寺、常楽寺といった名刹、古刹がひっそりたたずむ別所温泉−。その一角に、西島さんの仕事場がありました。「別所の宮大工」といえば、ピンとくる人も多いはず。今、手がけているのは、相染閣前に建てる地蔵堂。「これは、その唐破風の部分でね。正面の門の上に取りつけられるもんですわ」と、のみを握りながら話す西島さん。その面持ちやしぐさは、とても80歳とは思えぬほど、かくしゃくとしていました。
駆け出しのころ、「とても一人前にはなれねェ」と言われたことも。でも、「観音さんの建物を見て、大工やるなら、あのくらいのものを作ってみてェ」と独学で勉強したのがきっかけだといいます。それからは試行錯誤の連続。組み物の図を書いては実際作ってみたり、壊したり…。「屋根のたるみや軒を出すためには、いろいろ工作が必要。まだまだ、奥が深くて、一生修業ですわなァ」と。13歳から始めたという西島さんの研究熱心な姿勢をかいま見ることができました。
尊敬する人は、奈良の宮大工棟梁西岡常一さん。実際にお会いしたこともあるそうです。
(撮影日:平成03年07月01日)
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