上田情報蔵

館をたずねて
●上田聖ミカエル及諸天使教会


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 かわら屋根に白い土壁。一見、お寺のような建物は、全国でも珍しい和風のキリスト教会です。和風にこだわった、このような建築は、奈良の奈良基督教会とこの建物だけだそうです。
 「昭和7年、カナダ人のW・ウォラー司祭によって建てられました。奈良の教会を模して建てられたようです」と、司祭の楠本良招さんは語ってくれました。
 奈良の教会は、お寺の多い奈良の雰囲気に合わせて、和風に作ったようですが、なぜ上田の教会を和風にしたのかは、記録が残っていません。
 「上田が城下町だったということも関係しているかもしれません」と楠本さん。建物の姿は、カナダの国旗にあるカエデの葉にも似ています。
  内部は、東京の深川で買いそろえたという、総ひのき造り。木曽ひのきを白木のまま、太い円柱として使っています。
 また、祭壇の十字架像とマリア像は、上田出身の洋画家・木彫家、中村直人氏の初期の作品とか。       「わたし自身、和風の造りということで、とても落ち着いて礼拝ができます」と、楠本さんは続けます。
 どっしりと重厚な建物の外では、子どもたちの元気な声が響きます。 
   (撮影日:平成07年03月08日)

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