上田情報蔵
櫓門工事
●上田城跡本丸東虎口櫓門復元工事 111 着工前
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本丸東虎口櫓門の沿革
1 創建年代について
本丸東虎口櫓門の創建年代については、仙石忠政による寛永3年(1626)〜同5年(1628)の上田城復興の際に建てられたものと推定されている。これ以後、上田城の主要建造物が新たに建てられた記録はなく、正保4年(1647)の「信州上田城絵図」を初出とする上田城の諸絵図でも、本丸に7棟の隅櫓と東西2棟の櫓門が共通して描かれている。これらの点から、寛永期に建てられた建造物が部分的な補修を受けながら明治の廃城まで存続していたものと考えられる。