上田情報蔵
櫓門工事
●上田城跡本丸東虎口櫓門復元工事 117 着工前
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4 絵図−1
上田城の絵図は、正保4年(1647)の「信州上田城絵図」を初出として、数多く現存しているが、本丸東虎口櫓門の詳細を伝えている史料は少ない。今回の復元に際しては、以下の3点の絵図を特に重要な資料とした。 (1) 「信州上田城絵図」正保4年(1647)
正保4年に上田藩が幕府に提出した城絵図で正保城絵図とも呼ばれ、城郭図としては最も信頼のおける史料のひとつである。
この時点で、本丸内には7棟の隅櫓と2棟の櫓門及びそれらをつなぐ土塀が整備されていたことが窺える。本図以降、城の縄張り、建物配置等はどの絵図でも基本的に変わることなく、幕末まで継承される。