上田情報蔵
櫓門工事
●上田城跡本丸東虎口櫓門復元工事 122 着工前
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櫓門復元に至る経過−2
「史跡上田城跡整備基本計画」では、上田城跡の整備を短期・中期・長期の3期に分けて段階的に実施していくこととし、計画的な発掘調査の実施、発掘結果と正確な史資料にもとづく遺構の復元整備、城跡にふさわしくない施設等の移転、城構えをふまえた史跡範囲の拡大などを基本方針として示している。そして最終的には、本丸、二の丸内の全域において史実に忠実な遺構の復元整備を行うとともに、周辺に広がる旧城下の町並みを結ぶ歴史の散歩道を整備し、上田市の歴史シンボルとして、文化(教育)的な利用を主体とする目標を掲げている。
整備基本計画の短期整備事業としては、各虎口及び本丸郭内の整備に重点をおき、早期に城郭としての概容を整備することを目標としており、平成2年度より継続的に各虎口や本丸郭内の発掘調査を行い、調査結果に基づいて二の丸北虎口の石垣復元、本丸堀の浚渫、空中電線の地中埋設、本丸内店舗兼住宅の移転等の諸整備事業を実施した。