上田情報蔵
櫓門工事
●上田城跡本丸東虎口櫓門復元工事 314 木工事
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木工事
加工方法−1
下層軸部は台桧を用いる。原木より製材して乾燥させた材料を使用し、加工は帯鋸、手押し及び自動鉋盤で材料の通り、矩手及び形状寸法を調整した後、墨付けする。次に継手仕口等の加工を行い、必要に応じて仮組した後、鉋仕上げを施す。なお、木口には割れ止め用にクリアーラッカーを塗布する。上層軸部は桧及び赤杉を用いる。加工方法は下層軸部と同様とする。下層軸部、小屋組材のうち梁材は松丸太を用いる。加工はまず手斧等で荒削りし、墨付けする。次に継手仕口等の加工を行い、必要に応じて仮組した後、手斧で仕上げる。小屋組材のうち梁以外については赤杉を用いる。加工方法は下層軸部に準ずる。
(撮影日:平成05年07月11日)