上田情報蔵
櫓門工事
●上田城跡本丸東虎口櫓門復元工事 343 左官工事
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木舞掻き
左官工事
概要
櫓門上層・袖塀壁面、各軒裏は丸竹下地、腕木上、垂木等は巻縄下地とし、櫓門外面及び袖塀は大壁仕上げ、櫓門内面は真壁仕上げとする。ただし、下見囲い内面は荒壁仕上げとする。
材料
小舞竹 径8分内外、3年生以上秋伐の真竹丸竹及び割竹棕櫚縄 径2分
壁土 粘土質で夾雑物のない良質土(地元産)
砂 川砂
石灰 規格品(高知県産)
角又 春または秋に採取し一年以上乾燥したもので、根茎等の混入していない良質材で、煮た後に粘質性のある液状となり不溶解分が重量25%以上のものを使用する。
藁すさ 打藁長さ2寸内外
もみすさ 雑居物がなく、よく晒し、洗い、乾燥充分で節のないもの。
マニラすさ 繊維が強靭で、よくもみ解き乾燥したもの。下げ苧 乾燥充分で強靭な青麻を用い、長さ2〜3尺内外のものを二つ折にして、長さ6分の亜鉛メッキ釘に結びつけたものを使用する。 (撮影日:平成05年07月07日)