上田情報蔵
櫓門工事
●上田城跡本丸東虎口櫓門復元工事 346 左官工事
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木舞掻き
左官工事
工法−2
荒壁打ち 充分練り返した堅練りの荒壁土を内側より小舞の下げ縄を持ち上げて手打ちする。手打ち壁が充分乾燥した後、同様の荒壁土を間渡竹の隠れるまで塗りあげる。塗厚は荒壁裏返しとも5寸とする。揚裏は軒上より手打ちで塗り込み、乾燥後軒裏より裏返しを行う。
目潰し塗 前記調合の壁土をもって、下げ縄4本のうち2本を八の字に広げて塗り込み、平均塗厚5分に塗りあげる。
斑直し塗 前記同様の壁土をもって、下げ縄の残り2本を八の字に広げて塗り込み、充分に押え込む。塗厚は5分平均に塗りあげる。軒廻りは軒先の垂木割に合わせて作成した波型板をあてがい中塗り土を木鏝にて正確に塗りあげる。
大直し塗 径3分の藁縄を縦間隔2.5寸に樽巻きし、荒壁土を充分に押え込み厚さ平均5分に塗りあげる。
(撮影日:平成05年07月07日)