上田情報蔵

櫓門工事
●上田城跡本丸東虎口櫓門復元工事 347 左官工事


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木舞掻き 
 左官工事
 工法−3 
 中塗り 中塗り土を用い、塗厚3分に充分押え込み、平滑に塗りあげる。軒廻りは斑直し土が未乾燥のうちになじみよく塗りあげ、型板に合わせて正確かつ平滑に塗りあげる。以上、荒壁手打ちのほかは、いずれも下地が充分乾燥しないうちに塗り重ね、中塗り完了の後は充分乾燥させる。漆喰上塗 中塗りが充分乾燥した後、漆喰上塗り材を塗厚1分に斑のないよう塗りあげ、充分に鏝押さえを行う。塗り上げ後は急激な乾燥を避けるため、程度な養生を施す。
 破風ほか 破風は前記下げ苧を3寸間隔に打ち廻した上、木摺漆喰、砂漆喰、漆喰上塗の順に塗りあげる。砂漆喰は木摺漆喰が充分乾燥した後、上塗りは砂漆喰が未乾燥のうちに塗りあげる。白土戸は横桟当たりに下げ苧を打ち、窓格子は棕櫚縄巻きした下地に塗りあげる。
(撮影日:平成05年07月07日)