上田情報蔵
市民グラフ
●上田の文化財 願行寺四脚門
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Small (192 x 128)
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願行寺は、海野氏により海野村字岩下に創建されましたが、天文元年(1532)海野左京太右幸義の没落の際、兵火にかかりすっかり燃えてしまいました。のち天正14年(1586)真田昌幸が上田築城の際、現在地に建立したと伝えられています。
この門は、切妻屋根平入りの四脚門で、正面の唐破風、妻飾をはじめ全体として桃山建築の様式と風格をそのまま伝えているどっしりとした建築です。
控柱は几帳面取で礎盤をつけ、扉は乳付で、木鼻をはじめ各所に彫刻を多用する傾向がうかがえます。