上田情報蔵

伝統を守る
●錺り師


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金を加工、手技冴え 一之瀬濃さん(鍛冶町)
 かんざし、帯止め、きせる(煙管)などの金具を細工する職人を錺り師といい、一之瀬さんは先代から続く35年のベテランです。今では、「貴金属加工」「ジュエリー・リフォーム」などといった看板を掲げていますが、「製品が指輪、ネックレス、ブローチに変わっただけで、仕事内容は昔と同じだねェ」と、金づち、金床(たたき台)をなでるように磨きながら、こう切り出しました。      この日(2月4日)は、客から依頼されたもので、純金の小判(記念品)を溶かして平打ちの指輪にする作業。(金の)溶かし、たたき、ロール機による伸ばし、寸法合わせ、切断、ろう付け、磨きなど、簡単なものでもざっと10工程は要するとか。
 「純金(24金)は軟らかいので、800度ほどで溶ける。プラチナは、1,000度ぐらいかなァ」と、小判を酸素バーナーで溶かしながら緊張気味に話します。冷え固まった金は、金床に置かれ、金づちで即座に何百、何千回とたたかれます。トントン、トトン。トントン、トトン…。「いつも、これでいいということはないなァ。毎回が研究だねェ」と現代の錺り職人は謙虚です。
(撮影日:平成06年02月04日)

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