上田情報蔵

伝統を守る
●友禅染め


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山野草に美を求め 池田 公正さん(長島)
 友禅の美しさは、繊細な技法とそれを支える伝統にあるといえます。その美に魅かれて、三十年余、池田さんはひたすら、自身の友禅の世界を創造し続けてきました。現在の作品のモチーフは、四季の移ろいの中でさりげない変化を見せてくれる山野草や雑草。これらはふだん、無視してしまいがちですが、池田さんは「腰をおろしてじっくり見るとほんとうに美しい。その美しさを自分なりに表現できれば…」と目を輝かせます。
 先日、湯の丸高原でアキノキリンソウをスケッチしてきたという池田さん。スケッチは下図の基本。下図で作品のよしあしが決まるので、この段階で「頭に色を置きながら」作業を進めます。
 友禅染めは、複雑で多くの工程を要します。京都や加賀といった産地では分業が一般的ですが、池田さんはすべて一人でこなします。「何しろ失敗がきかないので緊張の連続」と厳しい一面も。山野草に魅了された池田さんの人柄や温かさが、作品の隅々からにじみ出ていました。
(撮影日:平成04年09月28日)

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