上田情報蔵

市民グラフ
●上田の散歩道 竜洞院門前


*** Download (JPEG file) ***

Small (192 x 128)
Middle (768 x 512)

竜洞院は江戸時代の末に活紋禅師が住んだ寺。活紋は松代の人で若い日を長崎でおくり、ひそかに中国へも渡ったといわれる。竜洞院の住職になったのは文政2年(1819)、しかし、自由を好む性格は、堅苦しい生活になじまず、数年後岩門の大日堂に隠居、その後常田の昆沙門堂に移って寺小屋を開いた。多勢の入門者の中には、松代藩士佐久間象山もいた。弘化2年に亡くなり、この竜洞院に葬むられている。