上田情報蔵

上田ところどころ
●岡城跡


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 岡城は、浦野川の北、断がいを利用して築城した平城です。本丸と二の丸があり、本丸は中央南寄りの浦野川を望む位置に。そして南を除く三方に内壕・外壕をめぐらした、二重壕の城だったようです。さらにその外側には三日月壕があり、武田氏独特の築城方法といわれているそうです。わたしが小さいころは、この土塁の急坂でよく遊んだものです。
 案内板によると、天文20年代に武田信玄が川中島に進出にあたって、村上義清・上杉謙信との戦いに備えた前進基地といわれ、城の規模は、東西約460メートル、南北約265メートル、総面積7万5000平方メートル…と書かれています。相当広い城だったことがわかります。
 現在、壕の部分は、畑地として埋められていたり、さらに昭和30年代には、今の市営住宅や県営住宅が建てられたので、だいぶ面影が失われましたが、ところどころに壕の跡が残っています。                 お話・水沢 昭一さん(岡)
             (撮影日:平成07年01月)

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