上田情報蔵

伝統を守る
●刀研ぎ師


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刀に磨き最高の輝きに 田中 大策さん(西脇)
 この道に入って19年、修業は坂城町にいる親方の下でしていた田中さん。笑いながら、「最初は刀鍛冶(刀を造る人)になりたかったんですけどね、まァ、成り行きで研ぐ方になっちゃったんですよ」と。
 刀を研ぐ工程は「下地」といって、刀の錆や斑などを取る、いわゆる「研ぐ」作業と、そして、それを「磨く」作業があります。研ぐ上では、刀に見合う「下地」ができるか、そして、その刀の特徴を出せるかがポイント。「品格まで出せれば文句なし」と田中さん。
 刀の世界は、刀鍛冶や刀研ぎなど、4つの職人で成り立っています。「特に鍛冶屋と研ぐ人は、表裏一体の関係なんですよ」と田中さんは語ります。そして、「刀は構造上、精密に計算された武器。今なら、戦闘機を造るぐらい、当時の頭脳を結集した先端産業だったのでは…。だから、扱うほどおもしろいんです」と、刀を見つめる目が、刀以上に輝いて見えました。
(撮影日:平成03年08月30日)

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