塩田平の文化と歴史
●解説 野倉惣帳(市指定文化財)
竪帳形式の貫高帳で、36センチメートル×14センチメートルの「ふたがみ共一○枚」と墨書されている古帳である。(ふたがみ共とは表紙ともということである。)天正19年(1591)に作成された上田・小県地方に現存する最古の土地台帳(貫高帳)。内容は当時の野倉村農民の土地の持高を記している。
野倉は歴史的にも古い集落と見られるので、戦国中期の農村の形態をよく示すものとして、史料価値がきわめて高い。
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Small (192 x 128)
Middle (768 x 512)
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