上田情報蔵
伝統を守る
●木舞掻き
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土壁の下地頑丈に組む 金井 盛平さん(秋和)
「木舞」とは、土蔵や土壁の家を造るときの、壁の下地のことです。壁を塗る前の段階で、柱と柱の間に竹などを縦横に組んで、縄で編みつけていくもの。「一般的には、横に竹、縦に葦を使って組んでいくんですよ」と金井さん。少し前までは、左官の仕事を専門にやっていて、全国を回っていました。金井さんは「左官の技術は、いろんな技術のなかでもとても難しいんですわ」と語ります。
現在、木舞の作業をやっているのは、市内でも金井さんぐらい。その手際のよさは、作業全体がまるで一つのリズムになっているかのよう。スピーディーかつ正確です。
土壁造りの家も少なくなっている昨今。「需要も少ないから職人の数も減る一方。これも時代の流れでしかたないですね…」と金井さんは語ります。そして、仕事の手も休めず「壁は火災や寒さにも強く、湿度も一定に保ってくれる。だから、昔の人は壁をとても慎重に吟味したんですよ」という言葉に、土壁をこよなく愛する、金井さんのひたむきな姿がうかがえました。
(撮影日:平成03年10月19日)
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