上田情報蔵

伝統を守る
●竹垣製造


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竹の性質知りつくす 水沢長則さん(三好町)
 箕、笊、竹刀、竹串、竹とんぼ…。古来より日本人は、竹を身近な生活道具や玩具として利用してきました。竹は軽くて弾性に富み、繊維がまっすぐそろっていて緻密。細く裂いても均一で強いという特性を備えています。
 十歳のころより、蚕の篭などを作ってきたという水沢さん。「竹は薄く割るのが難しい。割り方で良くもなり悪くもなる」。子どものときからの下地があったからこそ、竹の性質が熟知できたといいます。一昔前までは、農具、漁具、建築材などかなりの需要がありましたが、現在はプラスチック製品の普及などで需要が激減。二十年ほど前より、竹垣専門に切り替えました。「これも時代の流れ。おやじの代からの家業なので、今さら変えるわけにもいかないよ」とあっさり…。
 一方、「今は庭をつぶしてでも車庫にする。だんだん味気なくなってきちゃって。生活というものには無駄も必要さ」と経済性・合理性のみを追求する現代の生活への揶揄ともとれるひと言がズシンと心に響きました。     
(撮影日:平成05年03月31日)

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