上田情報蔵

館をたずねて
●信州大学繊維学部講堂


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 信州大学繊維学部の前身、国立上田蚕糸専門学校が設立されたのは、明治43年。小県蚕業学校(現在の上田東高校)とともに「蚕都上田」の象徴的存在でした。
 この講堂が作られたのは、昭和4年の12月。当時、全国に国立の専門学校がたくさんありましたが、そのいくつかに、ここと外観が同じ講堂が作られました。でも残っているものは少ないようです。
 「以前はこの講堂で、入学式や授業をやったこともありましたが、今では、卒業式と特別な講演会に使われるくらいです」と、卒業生でもあり、母校で教べんを執る篠原昭教授は語ってくれました。
 内部はりっぱな格天井に、しゃれたバルコニーが。随所に蚕の「蛾」や「繭」をデザインした彫刻が施されています。バルコニーには真鍮製の手すりがありましたが、戦争中に供出してしまったそうです。
 「正面の大時計は、わたしの知っている限りでは、故障してずっと止まったままでした。ところが学生から動かしてほしいとの希望で、15年程前に新しいものに取り替えました」
 卒業生が訪れると、講堂をバックに記念写真を撮ることが多いとか。講堂だけは昔と変わらないようです。なお、繊維学部では、この講堂を永久保存することにしています。
(撮影日:平成07年04月03日)

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