作 業 風 景   解    説 
資料状態確認及び撮影方法の検討
 資料が非常に薄く、撮影の際どの様に壁面へ固定するか検討しました。数回の打ち合わせの結果、ホワイトボードへマグネットで固定の案が出され、 資料もまったく傷つける事無く出来るため採用されました。(上からのカメラでの撮影は、大掛かりな足場を組まなければ出来ないため、この様なアイデアを検討しました)
皺伸ばし工程1
 上の写真を見てもらえれば解るように、資料に製作当時以外の大きな皺があり、この状態では撮影が出来ないため、皺伸ばしを行いました。
 
皺伸ばし工程2
  コンパネを全面に被せ1週間置いた所、見事に大きな皺を取ることが出来ました。
撮影手順の検討
  資料を固定できるホワイトボードを探した結果、上田市マルチメディア情報センターのボードが候補に上がり、早速撮影手順の検討を行いました。
撮影
  検討の結果、35mmフィルムでは目的の解像度を得ることが難しいため、4×5フィルムを採用しました。
 全体を4ブロックで撮影を行い、 デジタル合成で1枚の"東山道信濃国略図"に仕上げました。

 


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