武石(ぶせき)
武石山・武石公園の御坂(みさか)凝灰岩中に散在して含まれており、黄鉄鉱(硫化鉄)の結晶の硫化物が雨水の作用によって酸化分解し、褐鉄鉱(水酸化鉄)となったもの、あるいは表面のみ変質したものがある。
まれには全く変質のしない金武石(ぶせき)と呼ばれる武石もあり、晶形の多くは6面体、五角12面体で、中には両者合体のものもあり、大きさは1mmから3cmに及ぶものもある。
- 種別
- 市天然記念物 天然記念物
- 指定
- 昭和47・4・27
- 所在地
- 武石山・武石公園
- 所有者
- 信廣寺 武石村
- 年代