文化財の詳細情報

願行寺四脚門

願行寺は大門町が開かれる以前は、海野町東方の突き当りに建てられていました。当時この門は唐門〔からもん〕と呼ばれ、海野町の方からもよく見えたそうです。

大正14年(1925)上田丸子電鉄丸子線の発着駅として「上田東駅」が開設されることにより、その駅の周辺に新しく生まれた町名は、この四脚門にちなんで大門町と名づけられました。大門町の新道開発にともない四脚門も町並に合わせて、現在の本堂東側にある寺の入口へ移されました。

この四脚門は、屋根正面の軒唐破風〔のきからはふ〕(軒の中央部が上の方へ丸くなる)をはじめ、みごとな彫刻を多くとり入れています。本瓦葺、乳金物付きの厚手の扉、前後四本の太い角柱など、桃山風のどっしりとした四脚門の風格を今に伝えている建築です。

願行寺は真田昌幸が、天正十四年(1586)海野郷〔うんののごう〕(東部町)から上田城下町の厩裏〔うまやうら〕に移したと伝えられ、その後元和七年(1621)二代目上田城主真田信之(幸)によって、海野町の東方へ移されました。そのときこの四脚門も、そのまま移転されたと伝えられています(*)。

市指定 建造物
昭和43.4.25
所在地
中央2-16-14
所有者
願行寺
天正14年

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