文化財の詳細情報

矢花の七つ塚(神科新屋)


第6号墳

新屋集落の中に点在する十一基の古墳群をニグループに分けて、特に矢花地籍の神川右岸の段丘端付近にある七基の古墳を「矢花の七つ塚」と呼んでいます。現在、このうち三基は完全に破壊されてしまい、第六・八・九・十一号墳の四基だけがかろうじて確認できます。これらの古墳も盛土はなく、天井石や奥壁の石など石室の一部が残っているだけの状態となってしまいました。


第8号墳

六号墳は天井石・奥壁・側壁の一部を残しているだけで、天井石が崩れているため石室の規模などは不明ですが、羨道〔せんどう〕部と玄室〔げんしつ〕をもつ横穴式の古墳です。石室の側壁に平らで大きな一枚石を用いたり、天井石も大きな河原石を使っています。使われている石材の大きさから、六号墳は矢花の七つ塚の中心的な古墳とみられます。

八号墳は六号墳の西隣にあるもので、石室の一部がわずかに残っており、南北約5.2m、東西約7.1mの規模をもつものです。また、九号墳は残存する四基の古墳では、最も破壊が激しいものです。さらに十一号墳は天井石、奥壁、側壁の一部がわずかに残る古墳です。

市指定 古墳
昭和57.4.13
所在地
上野 矢花
所有者
竹鼻一雄ほか二名