上田情報蔵

 戸石米山城
上田市の北東部、東太郎山の一部分が上田盆地に突き出している尾根に、戸石城(砥石城とも書く)があります。神科地区の金剛寺、伊勢山、畑山の三つの集落にまたがっているこの城は、三つの郭からできており、北から桝形城、本城、戸石城と呼ばれています。そして、戸石城から南西の方向には、米山城と呼ばれる一郭があります。これらを総称して戸石城、または戸石米山城といわれています。一説には、現在の坂城町を中心に北信濃を勢力範囲としていた村上義清が、当時、着々と信州に力を及ぼしてきた甲斐(今の山梨県)の武田信玄の侵攻に備えるために、戸石城を築いたともいわれています。
 戸石米山城には、いくつもの登山道があり、また、枝分かれする道が多いので、実にさまざまなルートの組み合わせができます。
 その中でも、一般的に知られている三つのコースを紹介します。
 一つめは、金剛寺地区からの登山道。いちばん利用度が高いといわれています。
 二つめは、伊勢山地区同和集会場付近からの登山道。
 三つめは、伊勢山の集落の北にかる陽泰寺側から登る、大手口道と呼ばれる道です。
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