上田情報蔵

 上田の文化財寒松院(真田昌幸室)墓
市内新田の大輪寺にあります寒松院の墓は、昭和46年、市の記念物として史跡に指定されています。
 寒松院は、上田城主・真田昌幸の夫人であり、信之と信繁(幸村)の生母で、山之手殿と称しました。昌幸の室となった年次は不詳ですが、長男信之の出生(永禄10年・1567)から推して永禄8、9年ごろと考えられます。
 大輪寺の発願開基が寒松院であったので同寺に葬られたものと察せられ、位牌も同寺にあります。墓碑は基壇から笠部までほとんど完形で保存されていますが、相輪は伏鉢・請花部を残して九輪から上が紛失しています。
 
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