文禄3年(1594)12月17日 順京和尚宛真田昌幸判物
真田昌幸が信綱寺を道也(信綱の法名)の牌所として建立の上は、寺役等を免除することを申し伝えたもの。順京和尚とういのは、別所安楽寺の中興開山となった名僧で須坂興国寺七世である。
真田町横尾 信綱寺蔵
已上
信綱寺の儀、
道也
【
(真田信綱)
】
牌所として建立の上は、向後相違有るべからず候。然らば寺役等、容赦致すべく候。
恐惶敬白。
文禄三年甲午
十二月十七日 昌幸(花押)
順京和尚
衣鉢閣下