小諸海応院徳川秀忠遺物
 慶長5年(1600)徳川秀忠軍の上田城攻撃の際、秀忠は小諸に在陣した。その折、秀忠が使用したと伝わる下馬札げばふだ高麗こうらい茶碗、金色の葵紋を散らした団扇うちわである。
 なお、この対陣の最中、真田昌幸の臣日置五右衛門が、この海応院を訪れ、当時の住職に和睦のあっせんを、請うたことがあったという。

葵紋散軍配団扇

高麗茶碗

下馬札


小諸市荒町
海応院蔵