慶長6年(1601)8月11日 下郷之六供・社人衆宛真田信之安堵状
 信之は小県郡相続後、家臣の本領を安堵すると同時に、領内の主な寺社にそれぞれ寺・社領を寄進・安堵した。これは、それらの内下之郷社(生島足島神社)に宛てたもの。寺社領とあるのは、神宮寺領もあるからである。


上田市下之郷
生島足島神社蔵
以上
前々の如く、下之郷寺社領四拾貫文、寄進せしめ候。いよいよ祈念勤行ごんぎょうぬきんでらるべき者也ものなり

辛丑
八月十一日(朱印)(真田信之)
下郷の六供社人衆