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真田昌幸着用具足
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上田城・上田藩主
仙石秀久着用具足

仙石秀久着用具足〔せんごくひでひさちゃくようぐそく〕(博物館)

種別 市指定 工芸品
指定 昭和46年4月8日
所在地 上田市立博物館 
所有者 上田市 

仙石氏初代で小諸城主になった秀久(1552〜1614)が、用いた具足(甲冑〔かっちゅう〕)として仙石家に伝えられたものです。仙石氏は秀久の子忠政のとき上田へ移され、江戸時代前期に三代にわたって上田に在城しました。
兜〔かぶと〕は安土桃山時代を中心に流行した「変り兜」(72「松平信一着用具足」参照)の一つで、上の端〔はし〕を折り曲げて縄でたばねた藁〔わら〕の編み笠をかたどっています。また、左右には歯朶〔しだ〕の形の飾り(脇立〔わきだて〕)を立てています。
胴をはじめ、その下の腰まわりに付けられている「草摺〔くさずり〕」等、全体に黒漆塗りの「小札〔こざね〕」を紺〔こん〕色の糸(紐〔ひも〕)で威〔おど〕し(綴)ています。

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