収蔵品
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上田城・上田藩主
松平家文書
松平家文書 日々御用何留
平家は宝永3年(1706)以降、明治維新に至るまで上田藩主であった。本文書はこの松平家に伝わったもので、上田藩庁文書ともいうべきものである。総点数は1400点であり、一藩の大名文書としては多くはないが、書冊類それも分厚いものが多い。まとまった史料としては「日乗〔にちじょう〕」や家臣団についての記録である「分限帳」「明細(御家中格禄記)」などがある。「日乗」は主に藩より幕府(後、維新政府)に提出した届け・願い・伺い・答えといった公文書の控え留〔どめ〕であり、天明元年(1781)以降、明治4年(1871)までのものがよく残っている。