収蔵品
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郷土史一般
肖像写真
赤松小三郎肖像写真
赤松小三郎(1831〜1867)は上田藩士で、洋式兵学者、議会政治の先唱者として知られる。
これは裏に「慶応三年丁卯四月写真、於京師〔けいし〕赤松小三郎齢三十七歳」と小三郎自身の署名のある貴重な写真。「京師〔けいし〕」つまり京都で撮影されたもので、小三郎はこの慶応3年(1867)の9月にその地で暗殺されている。印画紙は鶏卵紙を使っている。
小三郎は洋服を着た最初の上田の人物とみられる。また、既にちょんまげを切っているが、これも小三郎が上田では初めてであったと伝わる。なお、この写真で小三郎が持っている刀は現存しており、上田市指定文化財になっている(当館蔵 前項の写真)。