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真田昌幸着用具足
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美術工芸
渾天儀

渾天儀〔こんてんぎ〕

太陽や月などの天体の位置を測定する観測用、または、その運行を説明する天空の模型として使用された器具。江戸時代後期のもの。
竜柱の支える水平の黒い環を地平線に見立て、それに天の子午線を示す黒い環が垂直に交わっている。赤い環は天の赤道を示し、金色の環は地球から見た太陽の軌道である黄道〔こうどう〕を、また、内側の鉛色の環は月の軌道である白道〔はくどう〕を示している。
これらの赤道環・黄道環・白道環は、中心に地球の模型を配した天の北極と南極を軸として回転し、季節による太陽高度、星座の位置等を知ることができる。

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