収蔵品
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自然
ナウマンゾウ臼歯
ナウマンゾウの臼歯の化石
上:
左下顎第2臼歯 上田市下本郷〔しもほんごう〕善明産
昭和31年(1956)1月、井戸掘り中に地下約5mのところから発見された。
産出層は地表下3.9mの厚さをもつ産川の河床礫〔かしょうれき〕層の下位にあたる青灰色の細粒砂岩層で、塩田累層と呼ばれる湖成層。青木村産のものとともに上田市内の塩田・川西および青木村方面が湖だった頃のうち比較的温暖であった間氷期(リス・ヴィルム間氷期…約5〜10万年前)に住んでいたものと考えられる。
下:
左上顎第3大臼歯 小県郡青木村当郷塩之入竹花産
昭和11年(1936)6月、地表下約5mのところから発見された。