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真田昌幸着用具足
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郷土史一般
上田縞崩格子

上田縞崩格子〔うえだじまくずれごうし〕

宝暦11年(1761)、上田藩領全域をまきこむ大百姓一揆「宝暦上田騒動」が起こった。江戸中期に全国各地でひん発した全藩一揆の一典型ともされている。
  これは騒動の背景とその間の様子を詳細に記したもの。当時の上田名産の絹織物上田縞(上田嶋)の名をもじって表題としていることからも、うかがえるように、筆の立つ人物が記している。しかし、その半面で修飾が多く、歴史物語的な体裁ともなっている。出版されたわけではないが、数多くの写本が伝えられている。

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