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民俗
上田縞着物
上田縞着物
上田縞(上田嶋・うえだじま)・上田紬(つむぎ)は絹織物で、江戸時代から明治・大正期にかけての上田の名産品だった。江戸時代後期の文化・文政ごろには江戸文学の洒落本などにも、その名がしばしば出てくる。嘉永2年(1849)の『善光寺道名所図会(ずえ)』には「(上田の)産物には上田縞紬縞白紬など近在より織出し、城下にも織屋呉服屋ありて諸国へ送る、又上品の織物を製して一都会といふべし」とある。