調査(ちょうさ)手順(てじゅん)(かわ)()(もの)

(すこ) しきたない(みず)水質階級(すいしつかいきゅう) II】

(まわ) りには() んぼがあって、(みず) がやや(にご) っているようなところです。(かわ)(なか)(いし)()() げるとたくさんの() きものを() ることができます。

(すこ) しきたない(みず)水質階級(すいしつかいきゅう) II)の指標生物(しひょうせいぶつ)

コガタシマトビケラ オオシマトビケラ

コガタシマトビケラ

(あたま)(さき)(ちい)さなくぼみがあるのが特徴(とくちょう)で、(あたま)(むね)赤茶色(あかちゃいろ)をしている。(はら)(あざ)やかなうす緑色(みどりいろ)から(みどり)がかった茶色(ちゃいろ)、あるいは茶色(ちゃいろ)などいろいろな(いろ)をしている。

オオシマトビケラ

(あたま)から(むね)にかけて(かた)く、うすい茶色(ちゃいろ)である。(ほか)茶色(ちゃいろ)から緑色(みどりいろ)でやわらかく、(あたま)上部(じょうぶ)(ひら)たい部分(ぶぶん)(ひろ)いのが特徴(とくちょう)
さなぎは石粒(いしつぶ)などを使(つか)って(かた)めた()()ごす。
・まちがえやすい生物(せいぶつ)
シマトビケラとまちがえやすい。
ヒラタドロムシ ゲンジボタル

ヒラタドロムシ

(からだ)(かた)く、(ひら)たい円形(えんけい)卵形(たまごがた)で、(いろ)黄色(きいろ)茶色(ちゃいろ)(あし)は3(つい)あるが、()(ほう)からは()えない。(なが)れの(はや)()(いし)表面(ひょうめん)について生活(せいかつ)している。

ゲンジボタル

(からだ)黒色(くろいろ)で、(むね)一番(いちばん)(まえ)(ふし)(あたま)のように()える)に、トランプのスペードの模様(もよう)がある。ヘイケボタルはよく()ているが、ゲンジボタルの(ほう)(おお)きい。ヘイケボタルでは十文字形(じゅうもんじがた)模様(もよう)がある。
コオニヤンマ スジエビ

コオニヤンマ

(からだ)赤茶色(あかちゃいろ)で、(うす)(たい)らな()っぱあるいはうちわの(かたち)をしている。触角(しょっかく)もうちわの(かたち)
(なが)れのおだやかなよどみの(そこ)生活(せいかつ)していることが(おお)い。

スジエビ

(からだ)はこげ茶色(ちゃいろ)模様(もよう)があり、海水(かいすい)(すこ)()ざっている汽水域(きすいいき)にもすんでいる。
・まちがえやすい生物(せいぶつ)
ヌマエビなどとまちがえやすい。
ヤマトシジミ イシマキガイ

ヤマトシジミ

二枚貝(にまいがい)で、(から)(ちい)さいうちは青緑色(あおみどりいろ)だが、成長(せいちょう)すると黒色(くろいろ)になる。
・まちがえやすい生物(せいぶつ)
マシジミとまちがえやすいが、マシジミは淡水(たんすい)にすんでいる。

イシマキガイ

(から)(かた)く、(いし)についている。(おも)海水(かいすい)(すこ)()ざっている汽水域(きすいいき)にすんでいる。
カワニナ

カワニナ

(から)(ほそ)く、(なが)い。(から)上部(じょうぶ)()けていることが(おお)い(殻高(かくこう)1.5〜3cm)。(から)表面(ひょうめん)黄土色(おうどいろ)またはこげ茶色(ちゃいろ)で、ザラザラしている。(いし)付着(ふちゃく)していることもあるが、(すな)まじりの川底(かわぞこ)にいることもある。塩分(えんぶん)のあるところにはいない。
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