上田の商家の引札

引札

 商店街が宣伝のために配布した今でいうチラシ等にあたるものです。江戸時代中期以降、明治・大正にかけて盛んに利用されました。
 上田のある商家の明治十年代の記録を見ますと、今でいうポスターにあたる「張札」(はりふだ)や、団扇も引札の一種として扱っていたことがわかります。当時は宣伝用に配る物は、まとめて引札と呼んでいたようです。

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