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松平忠礼と写真
幕末に西洋からもたらされた写真術ですが、「写ると魂を抜かれる」という迷信がまことしやかに流布され、撮られることを嫌った人も多くいました。
そんな時代、最後の上田藩主松平忠礼は藩に西洋軍制や養蚕製糸、科学技術の導入を進めました。なかでも写真術については積極的に研究していたようで、忠礼を撮影したものもたくさん残っています。藩主を辞し、アメリカに留学した際に撮影したと思われる忠礼の写真も知られています。
忠礼が撮影させた古写真の数々は、当時の江戸や上田の情景を生き生きと伝える貴重な記録として、東京都写真美術館や上田市立博物館になどに所蔵されています。
松平忠礼画像〈上田市立博物館所蔵〉