師走の朔日に行われる蘇民切りは、最初に住職による切り初めの儀式、次に長老により製作されたご神体を祠に祀り、それが終わると集まった蘇民講の人々による蘇民将来符の製作が始まる。
1. 切り初めの儀式 刃物を用いるので作業の安全を祈願。
2. 最初に作られる牛頭天王のご神体 に文字を書き入れる。
3. ドロヤナギの樹皮をオノで剥ぎ6角の形にする。 原則として割木を用いずに真中に芯が通った材を使用。
4. カンナをかけ表面を滑らかに仕上げる。
5. ノミで頭部をつくる。
6. 突ノミで頭部を滑らかに仕上げる。
7. 高さの寸法を測りノコギリで切る。
8. 蘇民包丁と木ヅチを使い横に帯を入れる。
9. 仕上がった各種の蘇民将来符
10. 墨と朱で文字と紋様を入れて仕上げる。
蘇民将来符の製作に用いる道具 左より 1. 斧 2. 蘇民庖丁 3. 突ノミ 4. ノミ 5. カンナ 6. ノコギリ 7. カネ尺 8. カナズチ 9. 木ズチ 10. ゲンノウ
戻る|次へ
ホーム|サイトマップ
コンテンツ情報について