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後に大きな評価を得る(5/5) 〜晩年〜受け継がれる志


  
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山極先生之碑 山極勝三郎胸像と句作
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胸像建立の碑文

胸像除幕式の記念品

山極勝三郎が愛した故郷上田の上田城跡公園内には、勝三郎の記念碑と胸像が建立され、郷土の偉人のたぐい希な業績を顕彰している。
記念碑は、昭和12年(1937)に上田郷友会、信濃杏林会、長野県医師会、上田医師会などが発起人となり建立が計画され、昭和16年(1941)5月25日に除幕式が行われた。題字は友人の荒木寅三郎前京都帝国大学総長、撰文は山極の教え子で病理学教室の後継者となった長与又郎東京帝国大学総長によるもの。
胸像は、勝三郎の生誕百年を記念して、長野県医師会などにより昭和43年(1968)に建立された。芸術院会員清水多嘉示氏による制作。台座には勝三郎の「癌出来つ意気昂然と二歩三歩」の句作が刻まれている。7月28日の胸像除幕式では、小冊子と5枚組の写真などが記念品として配られた。
〔胸像除幕式記念品:大谷貞男氏寄贈〕

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