ウナギ

写真：長田健

分類(ぶんるい)

ウナギ目(もく)ウナギ科(か)

学名(がくめい)

Anguilla japonica

説明(せつめい)

全長(ぜんちょう) 約(やく)1000mm、体(からだ)の色(いろ)は背側(せがわ)が黒(くろ)で、腹側(はらがわ)は白(しろ)。模様(もよう)はない。昼間(ひるま)は穴(あな)の中(なか)や泥(どろ)の中(なか)でじっとしていて、夜(よる)になるとエサをとりに活動(かつどう)する。泥(どろ)の中(なか)や土手(どて)の穴(あな)に潜(もぐ)るという習性(しゅうせい)から、潜(もぐ)るもののない場所(ばしょ)は好(す)きではない。エサはこどもの時(とき)はプランクトンを食(た)べ、大人(おとな)になると水(みず)の中(なか)に生息(せいそく)する昆虫(こんちゅう)、ヒル類(るい)、ミミズ類(るい)、タニシ、カワニナ、小魚(こざかな)などいろいろな物(もの)を食(た)べる。繁殖(はんしょく)は夏(なつ)。雄(おす)が雌(めす)を追(お)いかけながらおたがいによりそってグルグル回(まわ)り、雌(めす)が直径(ちょっけい)1.0mmの透明(とうめい)な卵(たまご)を泳(およ)ぎながら産(う)む。卵(たまご)は水温(すいおん)23 度(ど)で38 時間(じかん)から49 時間(じかん)でふかする。