ヤマメ

ヤマメ写真:長田健

分類(ぶんるい)

サケ(もく)サケ()

学名(がくめい)

Oncorhynchus masou

説明(せつめい)

全長(ぜんちょう) (やく)100〜300mm、 背部(はいぶ)はわずかに 緑色(みどりいろ)()びた (くら)黄色(きいろ)で、 腹面(ふくめん)(しろ)い。 体側(からだがわ)(くろ)いパーマークというだ 円形(えんけい)(てん)が7〜10 () (なら)ぶ。 川幅(かわはば)(ひろ)(いわ)かげのへこみ、 (おお)きな (いし)のまわりなどに 生息(せいそく)している。 大型(おおがた)のヤマメはなわばりを ()ち、エサをねらって 進入(しんにゅう)してくる (ほか)のヤマメを ()(はら)う。 初夏(しょか)から 盛夏(せいか)昼間(ひるま)()にでている。 (よる)(しず)かにしている。 (はる)から (なつ)(なが)れの 中心(ちゅうしん)移動(いどう)する。 (あき)から (ふゆ)(なが)れがゆるやかで 水深(すいしん)(ふか)いところで 生活(せいかつ)する。 肉食性(にくしょくせい)なのでエサはこどもの (ころ)(みず)(なか)生息(せいそく)する 昆虫(こんちゅう)、トビムシをよく ()べる。 大人(おとな)になると (とく)にトビケラ、カゲロウ、カワゲラなどを ()べる。 水面上空(すいめんじょうくう)()昆虫(こんちゅう)をねらって 水面(すいめん)から ()()すことがある。 繁殖(はんしょく)は9〜10 (がつ)場所(ばしょ)川幅(かわはば)(ひろ)最上流(さいじょうりゅう)(ひら)けた 渕尻(ふちじり)()わきの 砂地(すなち)産卵(さんらん)する。 産卵床(さんらんとこ)は2〜3cmの 砂地(すなち)(おお)きさ 直径(ちょっけい)30cm、 (ふか)さ5〜6cm 程度(ていど)のすり 鉢状(ばちじょう)(あな)()る。

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