水道水ができるまで

緩速(かんそく)過方式(かほうしき)

特徴(とくちょう)

緩速(かんそく)過方式(かほうしき) とは、1 (にち) 3〜6メートルのゆっくりとしたスピードで、 水中(すいちゅう)生息(せいそく) している 微生物(びせいぶつ)(たす) けを () りて (みず)浄化(じょうか) をする 方法(ほうほう) です。 微生物(びせいぶつ) がつくる 生物膜(せいぶつまく) にゴミや (よご) れ、 細菌(さいきん) などがひっかかり () べます。 自然界(しぜんかい)浄化方法(じょうかほうほう)薬品(やくひん) はほとんど 使(つか) わないので、 安全(あんぜん) でおいしい (みず) ができます。

取水口(しゅすいこう)
(かわ)(みず)()() れます。

沈砂池(ちんさち)
小石(こいし)(おお) きなゴミを () ります。

着水井(ちゃくすいい)
水源(すいげん) から (なが) れてきた (みず)安定(あんてい) させ、 水量(すいりょう)測定(そくてい) します。

薬品注入設備(やくひんちゅうにゅうせつび)
(みず)(にご) った (とき) は、ポリ 塩化(えんか) アルミニウム(PAC)を 注入(ちゅうにゅう) します。

薬品混和池(やくひんこんわち)
(みず) とPACを 十分(じゅうぶん) () ぜあわせます。

(ちん)でん()
(しず) みやすくなったゴミやドロを (しず) めて ()(のぞ) きます。このゴミやドロは、 排水処理施設(はいすいしょりしせつ)処理(しょり) されます。

緩速(かんそく)過池(かち)
(ちん)でん() でも ()(のぞ) くことができなかった (ちい) さなゴミやドロなどをこの (すな)(そう) でゆっくりろ () して ()(のぞ) きます。

消毒(しょうどく)
次亜塩素酸(じあえんそさん) ナトリウムを 注入(ちゅうにゅう) し、 細菌(さいきん)死滅(しめつ) させ、 安心(あんしん) して 使(つか) える (みず) になります。

配水池(はいすいち)
()(みず) になった (みず) は、ここにためておき、1 (にち)(みず)使(つか)(かた)調整(ちょうせい) し、わたしたちの (うち)学校(がっこう)工場(こうじょう) などに 配水管(はいすいかん) により (おく) ります。

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